貴重なブラックホレストの木彫り熊のブロッターです。 ブロッターはインク吸い取り紙をセットして万年筆や印鑑押印時の余分なインクや朱肉を吸い取る道具です。 万年筆愛好家の方にお勧めの貴重な作品です。 こちらの製品は、ブラックホレストの木彫りコレクターの方々の間で有名な「Swiss Carvings」という本にも紹介されている作品です。(そのページを載せておきます)本はつきません。ブロッター本体のみです。 スイスのベルン周辺では、１８世紀ごろから木彫工芸が盛んで、熊や狐、うさぎなど森の動物たちを題材にした家具や鳩時計、小物などが作られて人気をはくしました。 これらの木彫作品は「ブラックフォレスト（黒い森）」と呼ばれ、欧米では多くのコレクターがいます。 ちなみに、北海道の木彫りの熊は、旧尾張徳川家が北海道八雲町に入植していましたが、大正時代当主の徳川義親がヨーロッパ旅行に行った際に、スイスで、ブラックフォレストの木彫りの熊を購入して、入植地の小作人の冬場の収入源にと作らせて販売したことが、北海道木彫りの熊のルーツです。 万年筆関連文具をこよなく愛する方に、お勧めします。 【大まかなサイズ】 幅　約１５センチ　　高さ　約１１センチ 奥行き　約８センチ ※本は別に出品予定です。 ご覧いただきありがとうございます。