寸法・状態は必読です。カテゴリのサイズは参考にしないようお願いします。 [概要] ピスヘルメットの頂点です。 ヘミングウェイが顧客だった頃、1930年代のアバクロンビー&フィッチです。製造は英国ハットブランドのTOWNENDで、ピスヘルメットや乗馬用ハットを得意にしていました。 ヴィンテージのピスヘルメットは軍モノや戦後のベトナム製やインド製がほとんどで、英国製の高級品はほとんど出てきません。しかもこちらは往年のアバクロンビーですので、ピスヘルメットの最高級品となります。 ヘルメットのようなヘッドバンド式の本格的な作りです。 レザーのパイピングやストラップはつややかかつしなやかで、時代を感じさせません。コットンの風合いが素晴らしく、往年の英国らしい色味であるブリティッシュカーキはツイードとの相性も良いです。ライニングはボーラーハットのようなゴージャスなシャンパンカラーのシルクが使われており、ピスヘルメットの異名である「ボンベイ・ボーラー」を思い起こさせます。 しっかりとしたレザーのヘッドバンドはタコ糸で調整できるのでフリーサイズです。今の状態では実寸約58.2cmで、58cmを被る私でジャストです。 [状態] 天頂部分が少しやわらかくなっており、またリボン部分に着色が見られますが、全体的には目立つ汚れダメージなく実用的、戦前のアイテムとしては良いコンディションです。 ##phot04498