1巻の函の入り口に痛みがあります。4巻に、小口、天にシミがありますが、通読には一切問題ございません。3巻のみ1990年出版です。残りは、1968年出版です。4巻に多少の問題はありますが、総じてどの本もきれいな状態だと思います。どうぞよろしくお願いいたします。 世外井上公伝 1　572ページ 長州藩の地侍の家より身を興し、幕末の志士として、また明治政府の高官となり国政全般にわたって歴任した生涯の伝記。家系および修養時代、攘夷策動、外国公館襲撃、英国留学、下関講和談判等、新政府出仕、大蔵大臣等。 世外井上公伝 2　760ページ 財政制度の改革、会計法の制定、税法の改正整理、国債の創設、藩礼金札および紙幣証券の処分、銀行設立、幣制の改革、金本位制産業の奨励、先収会社経営、征韓論破裂後の政情立憲政体の樹立、江華島事件および公の洋行他。 世外井上公伝 3　944ページ 参議、工部卿、外務卿、明治14年の政変、条約改正、清・韓との交渉、天津条約、実業界その他への援助、交通、防長の民業、小野田セメント、京都皇居保存、東西本願寺、外務大臣、第一次伊藤内閣、欧化政策、他を収録。 世外井上公伝 4　796ページ 農商務大臣、黒田内閣、山県および第一次松方内閣援助、実業界への援助、三井家、内務大臣、東学党事件、朝鮮公使就任、日清戦争、三国干渉、金本位制実施、育英と郷土関係事業、実業の振興、第四次伊藤内閣の援助等収録。